ひとりひとりのイキイキした姿のために
老健たいよう 理学療法士
滝谷 貴士
（たきや あつし）
老健たいよう 理学療法士
滝谷 貴士
（たきや あつし）
お客様が安全かつ快適に送ってもらうため様々な支援をしています。在宅生活においては、自分でトイレに行ける、手すりなどを伝って歩ける、階段の登り降りができるなど、必要な力をサポートします。また入所している人に対しては、復帰後の生活を想定して訓練内容を考えたり、家族になるべく負担のかからない介助方法をアドバイスしたりしています。
在宅訪問をして生活環境を視察した上で、本人はもちろん家族の要望を伺い、それら踏まえてアプローチしています。
リハビリをする目的について、一般的には「元に戻す」ために行うという認識がされているかもしれませんが、大切なのはその人に合った暮らし方で、イキイキと豊かな毎日を送っていけることだと思っています。それを実現・持続するには、お客様自身に体の仕組みやそこからくる動作を理解してもらう必要があります。リハビリテーションの専門家として、お客様それぞれの身体の現状を分かりやすくお伝えし、動かし方や補った方が良い筋肉など、的確で細やかな提案をするように心がけています。
お客様自身が希望した目標に向かっていき、自分の力でできるようになった姿を見られた時ですね。例えば、ゆくゆくは歩きたいという思いをお客様が持っている場合は、歩くまでのプロセスをじっくり丁寧に積み重ねます。そうした二人三脚の先に、時には杖を使うなどの可能なやり方で叶えられた時は嬉しいです。