職場の

働く人インタビュー

介護ロボット導入で負担を軽減
体力が落ちてきても働ける環境

はるとりの里 介護職員(介護係長)
松田 洋子
(まつだ ようこ)

インタビュー

この仕事を長年続けられた理由は?

最初は認知症の人にどう接していいかわからず迷いもありましたが、あまり大変だと感じたことはないですね。特養はお客様の居住をサポートするのが仕事。夜勤のときには眠れないお客様にお茶を提供しながら昔の話を聞いたりもします。一緒にいる時間が長いので、その人の性格や暮らしに寄り添っているという実感があります。そばにいることで様々な発見がありますし、怒ったり笑ったり家族のように一緒に過ごせることが楽しくて、長く続けてこられました。

仕事をするうえで大切にしていること、心がけていることは?

お客様の尊厳を守ることです。お客様は私たちより長く生きている人生の大先輩。苦労してきたことも多いはずです。認知症の人はできないわけでなく忘れているだけですから、一人ひとりの尊厳を大切に接したいと思っています。この施設では利用者さんをお客様と呼ぶように周知していますが、そのお客様の尊厳を守りながら丁寧にサポートすることを心がけています。

この職場の魅力は?

職員の負担軽減を図ってくれるあたたかい職場です。ウエイトのあるお客様をベッドから起こすのは大変で腰痛で離職していく人も多いのですが、リフトで吊り上げベッドから起こし、車椅子に座らせることができる介護ロボット導入のおかげで、動作は軽減されました。お客様の安全が第一ですから、無理に自分で抱えずリフトを使うことで事故回避にもなりますし、年齢とともに体力が落ちてきても無理なく働けるのはありがたいですね。おかげで体の負担は減りましたし、良い職場なのでできるだけ長く働きたいと思っています。

メッセージ

今の介護職は昔のイメージとはかなり違っています。時代に合わせて進化しているので、とても働きやすい環境になっていますよ!