職場の声

お客様の「したい」を「できる」へ導く

老健たいよう 理学療法士
浜辺 翼
（はまべ つばさ）

インタビュー

どんなお仕事をしていますか？

お客様の身体機能の向上・維持のためのサポートが主な仕事です。コンセプトは「したい」を「できる」へ。ベッド上で生活している人には寝返りの練習を、杖で歩ける人には杖なしの歩行訓練をするなど、お客様の「したい」を実現するために、目標を持って取り組みます。車椅子で過ごしている人にも、料理を作ったり一緒に買い物へ行ったりしながら、行動するエネルギーを借りて活動を引き出します。帰宅後の生活のために家屋内の福祉用具を選定するのも仕事のひとつです。

仕事をするうえで大切にしていること、心がけていることは？

デイケアを利用する人は昼間だけリハビリに来るので、自宅での生活の様子を本人やご家族に話を聞き、想像しながら関わることを大切にしています。家のなかを歩くとき杖をつくのか、もし杖をつかないなら転倒の可能性があるのか、転倒の可能性があるなら見守りながら杖なしで歩く練習をしたり、ふらつかずに歩けるか様子を見たりします。人によって生活の仕方も環境も違うので、様々な提案ができるようにお客様の生活を想像し、そのために必要なリハビリは何かを考えるようにしています。

仕事にやりがいを感じるのはどんなとき？

お客様ができないと言われていたことができた瞬間ですね。「あなたのおかげでできるようになった」と感謝されたり周囲の人から「あの人、歩き方が良くなったね」と言われると、自分がやってきたことが結果に結びついていると感じて嬉しいです。「できるようになった」と実感を持ってもらうことが大切です。

メッセージ

職員間の人間関係が良く働きやすい職場です。万一ミスがあっても、どう改善していくかみんなで考え、ワンチームとしてお客様一人ひとりに向き合いながら働けます。