職場の

働く人インタビュー

介護負担軽減のため
ご家族の気持ちに寄り添う

さくらの里 生活相談員(ショートステイ担当)
才田 了平
(さいた りょうへい)

インタビュー

どんなお仕事をしていますか?

短期入所生活者・ショートステイの相談員をしています。1泊2日から30日までをショートステイといい、ご家族の介護負担軽減のために使ってもらうのが目的です。ケアマネージャーからの依頼を受けてご家庭を訪問し、契約に関する説明や利用される方の身体情報を確認します。トイレは自分で行けるか、ご飯は一人で食べられるかなど、その方の状態について詳しくお聞きします。

仕事をするうえで大変なことは?

介護士として8年ほど現場経験を積んでから相談員になり、現在2年目です。相談員として一番大変なのは、部屋の数が決まっていることですね。10床がショートステイ対応の部屋なので、10人以上は泊まれません。ご家族が困っていても、部屋が空いていないとお断りすることになり心苦しいです。順番待ちで予約が埋まっていることも多いのですが、特養の部屋が空いたときなど状況によっては受け入れ可能な場合もあります。

仕事にやりがいを感じるのはどんなとき?

介護士として現場にいたときは利用していただくお客様とのやりとりがメインでしたので、直接お礼を言われると嬉しく感じました。相談員の仕事はご家族とのやりとりが密になるので「助かりました。休まりました」と言われると嬉しいですね。やりがいを感じます。来た依頼はできる限り断らず受け入れるようにしています。困っているご家族に寄り添い、話を聞き、希望に添えるような提案をしながら歩み寄るように心がけています。

メッセージ

人と関わる仕事なので直接感謝されることが多いです。感謝されることで頑張ろうと思えるし、やりがいも感じます。暮らしを支えている達成感もあり、人のあたたかさに触れられる魅力的な仕事です。